現場感を持つ(静岡伊勢丹・催事)

月曜日から始まった静岡伊勢丹でのクレアテーブル期間限定ショップ。

いよいよ、後半戦となりました。

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会社が大きくなると、現場の状況は把握しにくくなります。

司法書士事務所経営も法人化した頃から、

一人ひとりの細々した作業が把握できなくなりました。

 

そのために組織作りに力を入れる訳ですが、

こうやって2つ目の会社(CREAグループ)を作って

各事業部の「現場」で苦い経験をする度に、

あらためて経営者が現場感覚を持つことの大切さを、実感します。

 

思えば、初めて出店したマルシェの出来はひどいものでした。

通常店舗をもたない事業者さんとは、

マルシェにかける準備と気合いが違いました。

学園祭気分で参加してしまった初マルシェでは、

アウエー感と敗北感にまみれました。

 

それ以降、何のために出店するのか、何を発信するのか、

どんな効果(売り上げだけでなく、ネットワーク作りや地域活性など)を目的にするのか、

それらを事前協議して、準備万端で臨むようトレーニングしてきたので、

マルシェや催事系事業は完璧にこなせるようになったはずだったのですが・・・。

私にもスタッフ達も奢りと慢心があったようです。

 

そんな中で、お声がかかった初のデパ地下催事。天下の伊勢丹です。

エスカレーター正面、

しかも「あんぱん」で有名な銀座・木村屋総本店の隣という絶好のロケーション。

 

初日。10時開店が流れる中、

まだ試食皿がない、装飾が足りない、商品説明カードが目立たない、、

体裁を整ったのは、10時を一時間近く回った頃だったようです。

 

社長を始め、上席の方々が売り場にご挨拶にきてくださる

凄腕バイヤーの目にも留まる・・・

デパ地下催事は、モノを売るイベントではなく、会社のプレゼンの場だ・・・

ということに、開店準備時間に気が付いた私。

スタッフ共々、大反省。そして二度とミスをしないと誓いました。

 

スタートアップの会社というのは、

全員で様々な苦い経験を共有しながら一緒に成長するもの。

役員も社員も、一緒に傷つき、一緒に恥をかき、一緒に悔しい気持ちになることが、

タフで強いメンタルをもったチームを作っていくのかもしれません。

 

催事は22日まで続きます。

皆様、ぜひお立寄りください。

 

 

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