ガストロノミーツーリズムって?

全国で「ガストロノミーツーリズム」が地方創生事業として流行り始めたようです。

定義は「土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、その土地の食文化に触れることを目的としたツーリズム」。

実は、こんな「流行り言葉」が出る以前より、志の高い地元の料理人は普通に取り組んでいることだったりします。地域の生産者との関係を大切に、自らの料理哲学でその地域の旬の食材のポテンシャルを最大限に活かしたココでしかできない食の体験。

役所の担当部署の方々もぜひしっかり勉強して取り組んでいただきたいです。
先行県に倣って東京の有名コンサルに丸投げして、版で押したような全国一律の流行り物にならないことを祈っています。

さて、昨夜はそんな流行り言葉とは関係なく、今や全国区の超有名店になってしまった「瞬」に。(簡単には予約が取れなくなりました。)

優れた料理人は、各々の食材のポテンシャルを最大限に活かしつつ、季節や地域性や文化などのストーリーを一皿一皿に表現しているもの。
岡田さんの頭の中を想像し、読み解きながら、目と舌と脳をフル稼働して旬菜を味わう・・至福の時間でした。

私達のエキストラバージンオリーブオイルも採用されており、濃緑のコロネイキ種が最高の食材にかけられる様子をライブで楽しませていただきました。

「本物」はどんどん進化していきますね。

料理人・地域生産者、目的を持って訪れる客・・体験価値は「人」が作るもの。

コロナ後の飲食業と観光業の起爆剤、
日本一の食材の宝庫「静岡県」のガストロノミーツーリズムは、どこよりも尖った取り組みになりますように!

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