地域農業振興と農地利用規制

後継者が減る業界には、新規参入者の心を折る「規制」があります。 藤枝市は、農地利用の各種許認可については一番理解がある、、らしいので、私達はラッキーかもしれません。 行政担当者は重要な責務を負って、ド真面目に責任を果たされているのですが、地域農業振興を目的に新しいことに取り組む多くの農業者さん達がご苦労されている事も事実。 例えば農地法含む農地利用ルール。法律や条例、ガイドラインには◯(OK)✖️(NG)▲(グレー)があり、このグレーの解釈が慣習や村ルールになっていたりして謎なことが多い、、 そもそも限りなく✖️に近い解釈については時代や地域の実情に全く合ってなかったりするものも。 農地を守ること=農業振興を阻む・・ 結果として、収益が望めない農業スタイル→後継者いなくなる→高齢化→やめる→耕作放棄の悪循環構図。 農水省は日本の一次産業活性のための様々な政策を打ち出してくれてますが、地方の事務現場との乖離は大きいように見えます。「なぜ、その制度が作られたのか」背景や目的を考えて検討してほしいのですが、既定とは違った解釈を避けたいのが役所の空気なのでしょう。 そんな中で、CREA FARMが農振地域に農家カフェを作る計画は、構想からすでに2年半経過。最近は農業委員の積極的理解もあり、ようやく工事着手へ。 「農業振興地区にレストラン」の静岡県内第一号案件。 まだまだ前途多難ですが、まずはとんなに小さくてもカタチにして見せること・・「地域にも周辺農家さん達にも良い取り組みだね」と、誰もが納得感ある「カタチ」を作り見せることだと思っています。農業から地域活性(六次産業化)へ。創業時に目指した目標を少しずつ具現化していきます。

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