国策として「農地の集約化」と「新規参入の促進」が叫ばれてきて、
様々な仕組が作られ、これからも作り続けられていくのだと思いますが…
県/市を問わず、、、、◯◯委員会、〇〇事務所、〇〇課にある全ての情報、
例えば、
地番、画像、地図、公図、近隣地域の利用状態&将来構想、土壌分析値などの
データをどこか「一カ所」に集めていただき、
また物件利用の可否に関する諸手続(既存農家・新規参入者別に)も、
スキーム化してスピーディーに進められるよう整備していただけると
利用者が使いやすいのではないかと思います。
確かに、新規参入者といっても、目的不明の様々な団体もいますから、
まだまだ使い易くするつもりがないのかもしれません。
様々な人脈を頼って、当初から最短ルートを目指してきたものの、
新規参入者にとって、行政の縦割りとは、ただの「迷路」でしかありません。
まあ、巨大迷路に入っても「ネバーギブアップ」精神で、
グルグル回っていると、なぜか時々出口が見つかるものです(笑)。
文句を言いだせばキリがないので、
現状でやれることを粛々とやっていく他ないようです。
逆にこのくらいの事でグダグダ文句を言っているようでは、
この先の壁も超えられないでしょう。
とはいえ、
私がお会いしてきた役所の皆さん一人ひとりは、皆とても温かく協力的、
また上層部に行けばいくほど、非常に高い見識をお持ちで、
様々なアドバイスをいただいてきたことは間違いありません。
結局は、自分達の足で歩いて、見つけて、説いていくしかないということ。
ということで、直営農場とする初年度分の確保が終わり、
更に委託栽培者/協力農家探しに走り回っています。
街の真ん中で、頭で作った計画なんて、地域(田舎)の皆様には通用しません。
地域のしきたり!?に従って、訪問する順番を間違えずに、
少しずつ信頼関係を作っていくのみ。
訪問するのは、早朝/夜間が多いですが、
どこを訪ねても、みなさん歓迎モード(笑)。
いつも、たくさんのお茶とお菓子と笑顔をいただき、癒されております。
コメントを残す