障がい者の賃金向上と就労に向けたサポートについて
静岡県が本格的な支援を始めているようです。
10月13日NPO法人・オールしずおかベストコミュニティ様からのご依頼で、
農福連携に取組む福祉関係事業所様に向けて
六次産業化による地域農業可能性についてお話しする機会がありました。
講演中に紹介させてもらった弊社とユースエイド長泉農園との恊働事業が
10月16日静岡新聞朝刊新聞記事でも紹介されました。
モノを創ることより売ることの方が難しい。
様々な支援専門家制度があり、創るためのハウツーはあっても
残念ながら「売るためのハウツー」に正解はないように思います。
事業所が小さければ小さい程、独自に開拓をしていかなければなりません。
昔と違い、粗悪品は市場であっという間に淘汰され、
様々な規制によって食の安全(安心とは違いますが)が担保されている中、
長い期間、売り続けて行くのは本当に大変なこと。
一般の農家でも障がい者施設でも差異はないため、
概して私の話も一般的なマーケティングの話に終始しました。
情報化社会の中では、発信力があり且つ超良品でなければ
売り続けることは難しいと感じています。
拙い話を聞いてくださった皆さんの表情を見ていても、
試行錯誤を続ける弊社と同じようなところに課題を感じ
共感してくださる部分が多かったのではないかと推察します。
そうはいっても・・
賃金向上&自立にむけた就労の場としての農業の可能性はとても大きく、
個人的にも、新しい取組みをされる事業所を
何かしらのカタチで支援していきたいと考えています。
既存の流通販売の仕組みではなく、
新しいチャネルの開拓を自分達の頭で考え抜いてチャレンジしていく、
ある意味チャンスも多い・・そんな時代にいるのかもしれません。
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