ミカン畑で会議

六次化事業体（本体）の設立は来年早々を予定していますが、
先行して、畑チームを農業生産法人に移行する準備に入りました。

畑のど真ん中で、発起人会（笑）。
議事録に記載する開催場所、「静岡市〇〇のミカン畑」・・・。

畑メンバーだけみても、地主をはじめ、みな様々な経歴の持主。

今は、互いの価値観を擦り合わせ、使命感や目的を言語化して共有する時期です。
それぞれの前職での経験やスキルを生かせる部分もたくさんあり、
キャラもぶつかりあって、面白い化学反応を楽しんでいます。

元バンカーも2人いますので、事業計画書作成などは無茶振りしちゃいます！

実務の準備や課題も山ほどありますが、
今日は  「経営理念（案）」について大真面目にディスカッション。

大勢の人間（企業）が関与する事業には、
経営陣の中で必ず意見の違いによる対立や手法を巡って衝突が起こります。

迷ったとき、困難に陥った時に全員が同じ場所に立ち戻るために
必要となる経営の基軸が「理念」なのだということを
これまでの自分自身の経験からも学んできました。

理念は小学生でも覚えられるようなシンプルな言葉が良いと思っています。
働く仲間の幸せ、関与企業との相互繁栄、地域貢献＆社会貢献は必須ワード。

まだまだ策定まで時間がかかりそう、、というか、時間をかけます。

気がつくと夕刻。
すっかり冷え込んできましたが、
最年長の地主農家さんが帰り際に見せてくれた、とびっきりの笑顔が嬉しい。

建物内会議室ではなく、こんな大自然の会議場所では、
自然と、気取らない本音トークや笑い声で溢れます。

しかし前途多難であることに変わりなく・・・（笑）！