「西村さんの本業って何?」と聞かれることが増えましたが、
仕事のカテゴリーを意識していないので、答えるのが少々難しい質問です、、。
このところCREAの取組に、
司法書士同業者や他士業の先生たちが関心を持ち始めてくださり、
とても嬉しく思っています。
昨年は、
多くの司法書士が講演に足を運んでくれ、
併せて資格を活かした新しい取組に関する相談も受けるようになりました。
また、税理士会計士など他士業から講演依頼や
クライアント新規事業に関しての協業相談も増えています。
変化が早すぎて疲弊する地方経済。多くの法律や会計の専門家が、
自身の知識やスキルの活かし方を再考し始めていることを実感しています。
昨日は、静岡県行政書士会静岡支部の新春祝賀会で講演させていただきました。
懇親会には、(司法書士会支部の新年会とは雰囲気が違いました・・)
大臣を始め政治家の皆様が多数列席され、
司法書士会とは違う、業界視点のようなものも感じることができましたので、
私にとっても興味深い時間となりました。
専門家と言えども「答え」のある仕事には、サービス競争・価格競争が常。
しかも、将来的にはロボットや人工知能に代替されることは必須。
時代の変化とともに消極的な話題にも囚われがちな士業ですが、
実は、法律会計などに特化した専門能力を持つ士業が活躍できるフィールドは広いのです。
通常業務として受託する書類作成や
職務範囲に限定されたアドバイザリー業務にとどめていては
もったいないなと思うのです。
クライアントのニーズ・・
人や企業が抱える課題や悩みのどの部分に関与するか、、
どこに専門家としてのポジションをとるかでも、
業務に対する感度が大きく変わっていきます。
自分たちに何ができるかというより、
何を望まれているか・・マーケティング的な考え方は業種を問わず必須です。
ここ数年でワンストップサービスを目指した士業連携(会社、組合)なども
多く見かけるようになりましたが、
単に仕事の「受託」に特化した連携でしかないところも多いようです。
「共同受託」ではない、新たな価値を生み出すようなクリエイティブなコラボを目指すべく、
今年からは、同業者をはじめ様々な士業の先生たちと連携し、新しい取組に繋げたいと思います。
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