昭和のチカラ!仮宿第二期工事完了

内陸フロンティア総合特区・藤枝仮宿地区のオリーブ畑造成工事、
第2期分が無事完了しました。

今春に続き、来年春には、この2期分の定植を行う予定です。

昨日は、忘年会を兼ねた懇親会(打ち上げ)が開催され、
プロジェクトに関わった仮宿まちづくり協議会メンバー、市職員さん、クレア、
工事会社の皆さんなどが一同に会し、
労をねぎらうとともに、今後に向けて、士気を高めました。

毎度、このスタイル。どんなに大きな懇親会でも、決して料亭などではなく、
仕出し弁当と缶ビールや差し入れの日本酒、市販のおつまみ。
まさに『昭和』な宴会(笑)。最初は驚きましたが、今はこの昭和感が最高に楽しいのです。

仮宿地区の皆様との関わりも、2年近く経ちますが、
大事な会議は、必ずこの築◯◯年の『仮宿公会堂』。

この地域の人々の結束は、本当に固い、、、。
神社の祭典をはじめとした、地域イベントなども、常に全力で行います。
思い返せば、春に行われたオリーブ定植祭での段取りも圧巻でした。
入念な事前準備、スケジュール及び役割の細かな確認、リハーサルまで行い、
これ以上ない程の完璧な仕上がり!
長老の皆様のご意見は絶対的で、バリバリの体育会系組織。
女性部もこれまた素晴らしい機動力。

長い間、いわゆる「よそ者」が入ることが出来なかったこの地域に、
私達は迎え入れられ、一つひとつの行事に関わらせていただきながら、
仲間として認めてもらえるようになったのではないかと嬉しく感じています。

仮宿の皆さんと接している中で、いつも思う事・・それは、昭和パワーは凄いということです。
どんな些細な問題でも、膝を突き合わせて話し合いをする、古き良き日本がここにはあります。

地方創生などという言葉が先行する現代。
地域をより良く、活性化しようと、様々な洗練された政策アイデアが提案されますが、
人の気持ちや考え方は、その土地に長く続いている文化や慣習に根付いたもの。
机上の策が、地域の人の価値感と合致することばかりではないように思います。

人と人がしっかり向きあい、
とことん話し合いをすること、この昭和のパワーこそ、いま必要なのではないでしょうか、、、
昭和パワーが炸裂する仮宿は、強い結束力で驀進する人々を、市の職員さん達がサポート。
これぞ理想の官民恊働なのではないかと思うのです。

長老を中心に強い結束力があるからこそ、新しい事も皆で納得して受け入れることができるのです。
ここでは、ICT農業の実験も始まります。
昭和×ICT  どこに向うのか、
混乱は想定内、しかし強い結束力で新しいまちづくりが進むような気がします。
ますます楽しみな地域です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)