連休前半は、静岡特産物の輸出支援事業で今年2度目のシンガポールに。
世界には様々なマーケットセグメントがあり、
食に限らずあらゆるメイドインジャパンに
未開拓のマーケットがあることを実感します。
そして渡航中、クレアファームの
清水日本平産エキストラバーンオリーブオイルが、
ニューヨーク国際オリーブオイル・コンペティションにて
銀賞受賞という嬉しいニュースが飛び込んできました。
その数日前には、
日本で開催された国際コンクール『Olive Japan2018』でも
海外の有名なブランドオイルに混じり銀賞をいただきました。
栽培を始めて3年。
初エントリーで入賞という知らせは、
生産事業部にとって非常に励みになりました。
「世界レベルの高品質を目指せ」
勘や経験に頼った従来の農業ではなく、
世界レベルの技術を習得して最高品質を目指すこと。
これは、栽培事業に着手する際に指導いただいた先生の最初の言葉でした。
事業開始時、
農地の確保など、ただ「作る」を始めることで、精一杯だった私には、
あまりにも大き過ぎる目標設定でした。
そして、国内外から招いた技術指導者の元でスタートしたのです。
今になって、この言葉の重さをあらためて実感しています。
地域の新しいモノづくり産業やサービス産業・・
立ち上げ時には、多くのハードルに囚われて、
小さなマーケット中で事業ビジョンを組み立てがちです。
しかし最初から世界を目指してこそ、
地域マーケット、国内マーケットを冷静に見据えることができるのではないかと思います。
クレアは、まだまだスタートアップ段階で、試行錯誤が続いていますが、
今回の受賞に感謝するとともに、さらにバーをあげていきます。
農園では、オリーブ樹がたくさん花芽をつけ、開花まであと少し。
今年も良質なオリーブオイルが搾れるよう、
チーム一丸となりがんばります。
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