豚糞堆肥場

各圃場で、土作りが進んでいます。

先週末は、掛川の新しい候補地を視察。

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その後、農家さんに連れられ、豚糞堆肥場に移動しミーティング。

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ちなみに、昨年の土作りには、牛糞だけを使用しました。

 

有機堆肥は、袋詰めされ製品化されたものしか見た事がなかったのですが、

家畜のフンがどのように堆肥になるのか、

製造現場でしっかり体験することができました。

生態系ってすごい、地球ってすごい(←小学生のような感想)。

 

農家さん達は、堆肥の出来を確認するため、

躊躇なく堆肥に手を突っ込み、香りと手触りを確認します。

 

農家さんの「ほれ、お前もやってみろ!」的な視線を感じ、

わたし、人生初、元・豚のウ◯◯の中に手を突っ込んでひと言、

「ちょ、ちょうど良い感じですね〜」と。

 

豚の◯◯◯の横で、地域の将来を語り、理想の農業の姿を語る。

時々、発酵処理中のプラント側からの、野生の「かほり」に直撃される。

結構な直撃ぶり。

こういう時、風下にいるはダメ・・・、風下は、、、。

なかなかシュールな時間となりました。

 

農業の現場にいると、堆肥、農薬、農法など、今まで知らなかった世界のことを

自然と勉強するようになります。

 

この地区の農家さん達も、有機堆肥を使い、合鴨で米をつくり、

その他、色々なこだわりの栽培方法にトライされていました。

自分達が安全な食を選ぶときは、想いやこだわりの栽培方法を

しっかりと発信している農家さんが作ったものを選ぶことが多いですが、

実は、自然のチカラを使い、こだわった栽培をしている農家さんはとても多く、

ただ、みんな上手に「発信」ができていないな、、というのを感じます。

 

帰りの車の中で、靴裏に付けてきてしまったらしいブツのほのかな香りは、

良い堆肥が良い土を作るということ、

安全で良い堆肥にするは、家畜が安全な環境で飼育される必要があること、

循環型農業、環境保全型農業にも様々な課題があることなど、

を考えさせてくれました。

 

しかし、豚の堆肥は、某成分が多すぎて、オリーブには向いていない、

というアドバイスもあるので要検討。

 

色々な事を覚えていきます。

 

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