株主総会で・・

昨日6月29日は、静岡県でも大企業の株主総会が集中したようです。
私も初めて、社外取締役として上場企業の株主総会を経験させてもらいました。

赤阪鐵工所は、
船舶用の巨大なディーゼルエンジン製造・開発を主要事業とする上場会社。
日本のみならず近隣国の水産業を支え続ける創業120年の大企業です。

役員構成は、
創業家は2名のみで、大半を金融機関やグローバル大企業出身者が占めています。
桁違いに動く数字に驚く毎月の役員会。
懐深い役員の皆様にサポートしていただき、一年が経過したところです。

迫力の工場(これは必見)

高度経済成長を支えてきた老舗「ものづくり企業」の凄い底力・・
日本一の技術を幾つも保有する同社の限りない可能性を確信しています。

私は、ベンチャー起業者として、法律専門家としての2つの視点で、
新しい風を吹き込むことを期待されているのですが、
私自身が大きな学びを得ているというのが正直な気持ちです。

徹底したコンプライアンスや大会社ならではの意思決定プロセスなどなど、
これまでは議事録作成や登記実務など司法書士として頭の中だけで理解していた会社法務を
当事者としてリアルに経験しています。
企業統治をサポートする法律専門家としての司法書士業界の可能性も感じています。

また、大きな会社と
自分が日々奮闘しているスタートアップの小さな会社では、
抱えている課題は全然違うのですが、
その根源は「人」の問題という点では、同じ。
結局は会社の規模は違えど、人材育成はどこの会社も永遠の課題なのだと思ったり・・。

新役員体制で。

私は、前期に引き続き、新規事業を担当させていただきます。
新商品開発&人材育成をサポートしながら、
世界に誇れるAKASAKAの技術や会社風土を新しい手法で発信していきたいと思います。

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