オリーブ栽培の可能性・農水省シンポジウムにて

” Olive meets Wine in KANTO ”
『オリーブ栽培の可能性を探る』をテーマとした農水省関東農政局主催による
公開シンポジウム。

僭越ながら事例発表とパネラーをつとめさせていただきました。
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観光資源、農福連携、地域おこし、六次産業化など、
オリーブ事業には様々な可能性があります。

シンポジウム前の控え室では、基調講演をつとめられた岡井路子先生や
関東地区で先進的な取組みをしている事業者様の皆様とも
情報交換もさせていただきました。
ありがとうごさいました!

CREAの事業内容に興味を持ち、取材をしてくれるメディアの増加とともに、
転作を検討している農家さん達から、問い合わせも激増しています。

しかし、国内のオリーブ栽培については、
まだまだ先述のような地域おこしのコンテンツ止まり。
純粋に農業、農産物としてオリーブの収益だけで生計を立てている農家はいない、
と言っても過言ではないのが現実です。

オリーブは、苗を定植してから搾油ができるまでに3年、
収益が見込めるレベルの実が収穫できるまでに更に数年必要です。

また、専門店やデパートで取り扱われる高品質な輸入オイルと競争していくとなると、
価格面や品質保証など、様々な課題をクリアしていかなければなりません。

まだ日本では誰も達成していない
”農業経営として成り立つオリーブ生産”を成立させるためには
相当な覚悟と努力が必要、弊社も日々試行錯誤を続けています。

それでも・・
国が関東エリアでのオリーブ栽培振興に向けて、動き出してくれた事は心強く、
また今回のシンポジウムを通じて、
弊社の取組みを理解いただいたことにも感謝しています。

今回のシンポジウムには、クレアファームの仲間がたくさん応援に来てくれました。
日本平グループ、就労支援施設、駿河湾沼津グループ・・(とても嬉しかったです)。

次世代に繋ぐ農業活性&地域活性を目的とした事業であることを確認した1日でした。

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